『努力の天才』たち
- 関コーチ
- 3月12日
- 読了時間: 3分
2023年12月いっぱいで前スクールを辞め、2024年1月から『おおさかバレーボールスクール』一本でやっていくことを決断。
年が明けて、これからどうしていこうか?途方に暮れる間もなく『平日練習会』をスタート。1ねん2くみを増設し、ホンマにいろんなことが変化した2024年でした。
平日練習会は、これまでの子供たちとの関わりを一変させました。
JOCクラスとパヤパヤ倶楽部でせいぜい週1-2回顔を合わせていた子供たちと、多い子は週4-5回顔を合わせることに…。
子供たちに、もっと練習できる場所を提供してあげたい。今負担してもらっているレッスン料をさらに圧迫してはいけないと思い、土日に参加している子供たちには無料で参加できることにしました。
「赤字でもいいや」そんな気持ちでスタートした『平日練習会』でしたが、土日のレッスンには継続参加できない子たち(新規の子)が多く参加してくれ、加えて土日クラスの子たちが練習会をリードしてくれたおかげで、非常にクオリティの高い練習会となっています。スタンダードクラスの子たちが、上手な子たちと一緒に格安で練習できることも大きなメリットになり、今のところ『平日練習会』は大当たりだったと思っています。
そして、2025年3月。『おおさかバレーボールスクール完全体』の土台作りの中心となってくれた中3生たちも、もうすぐ卒団です。
全っ然寂しくない!!!!(笑)
昨年卒団した子たちは、人数も多くて、非常に仲が良く、その陰に隠れて目立たなかった当時の2年生たち。これからどうなるんだろう?という心配をよそに、どんどん仲良くなっていき、横のつながりは過去一番になったのではないでしょうか。
土日の夜19:00から練習して22:00まで。帰宅すると23:00、寝るのは0:00になります。保護者さんはさらに遅くなるでしょう。こんなの、バレー大好きじゃないと続かないし、それを応援してあげたい!と思わなければ保護者さんのサポートもできるものではありません。
遠方に遠征に行って、一日中練習試合をしてきたのに、それでも「絶対レッスンに行く!」たとえ練習会場に着くのが21:00を回っても来てくれるような筋金入りの『バレーバカ』たちばかりでした。
ヘロヘロで体育館に現れた子も、レッスンしているうちにみるみる元気になっていく。身体が疲れていても、心が元気になって、心が身体を動かしていました。
子供たちにとってココが譲れない空間であり、絶対に過ごしたい時間だったのです。
22:00まで練習して身体が疲れているのに、なぜかスッキリした気持ちで月曜日が始まり、「よーし!一週間頑張るぞ!」という気持ちになれる。
一週間のストレスを、すべて洗い流しているようなものだったのだと思います。
無事に進学先も決まり、日に日に巣立ちの時が近づいています。
何時になっても、どんなに疲れていても練習に参加し頑張った『努力の天才たち』。
これから先もいばらの道が待っているかもしれません。
困ったとき、悩んだ時は、いつでも顔を見せに来てください。
気の利いたアドバイスはできないかもしれませんが、笑顔でバレーボールをさせることだけはできると思います。
※この気持ちは全部ウソです(笑)
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