話を聞いてない子、聞けない子の特徴
- 関コーチ
- 4月5日
- 読了時間: 2分
指導をしていると、子供たちを見ながら、「コイツ話聞いてへんな」と思うことがよくあります。
「話聞いて!」は指導じゃないと聞いたことがあるので(よく言ってしまいますが)、言葉での説明に合わせて、身振り手振りや手本を見せての説明など、自分なりには伝わる方法を工夫しながら説明しているつもりです。
それでもやっぱり話を聞いてない子が一定数いるのが現状。
以前、このブログで、説明しているとき『絵が浮かぶ子』と『文字が浮かぶ子』に分かれると書いたことがあります。
例えば、漫画の吹き出しのようなものを想像して欲しいのですが、絵が浮かぶ子は、「右利きの子は、左足を前にして、後ろから前に体重移動」と説明すると、まず自分が右利きなら自分の姿を想像して、左足を前にして立っている姿が浮かび体重移動するムービーが浮かぶわけですが、文字が浮かぶ子は、「みぎききのこは、ひだりあしを…」と文字が浮かんで、後からゆっくり時間をかけておさらいしないと理解できず、なおかつ映像は浮かばないのでイメージができないため、友達がやってる姿を見たり、友達から教えてもらって、「あ、そうゆうことね」と、やっと理解できるのです。
僕はこの、「あ、そうゆうことね」が最も危険だと思っていて、結果なんとかなってきたので、1回で理解しなきゃいけない場面で困るし、社会人になると何度も同じことを説明すると「仕事ができない」と思われてしまいます。
そして、バレーの上達にも大きく差が出ます。1回で理解できる子と、そうでない子とでは歴然です。
スクールのクラスによっても、その差は顕著で、JOCクラスになると「あ、そうゆうことね」は少ないです(一定数はいます)し、クラスのレベルが下がるほど、「あ、そうゆうことね」が増えます。
自分は、または自分の子は、どうですか?日ごろから、「あ、そうゆうことね」が多いですか?少ないですか?
話を聞く練習は、どうすればいいのかわかりませんが、友達との会話で「あ、そうゆうことね」がないなら、聞けるようになると思います。
『大人の話』(目上の人の話)というだけで、シャッターが下りてしまっている可能性があると思います。また、集団の中で自分に向けられているという『当事者意識』がないことも原因になっていると思うので、常に自分に向けられているという意識付けも大切なのだと思います。
話を聞けないことで、他人と差がついたり、遅れをとることがないよう気をつけていきましょうね。
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